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[お礼と報告]

 またまた更新遅くなり、申し訳ありません・・・

渋谷円山町 カフェグラニテ
今日も元気に営業中です。

前回のブログで書いた炊き出しについて、遅くなりましたが
報告をさせていただきます。

まずは
今回の当店の炊き出しにご協力頂いたお客様へ

物資支援・募金・炊き出しの仕込みのお手伝い など
沢山のお客様のご協力を頂きました。
本当にありがとうございました!
お客様の善意の協力がなければ、
今回の炊き出しはできませんでした。
みんなで行った支援の輪
皆さんの支援の気持ちは、きっと伝わったと思います。

そして今回一緒に宮城県まで行って支援に参加して下さった三人と
現地で一緒にボランティアをしてくれた友人達に、
この場を借りて、心より感謝致します。

今回カフェグラニテが行ったのは、私の出身地でもある
宮城県多賀城市でした。
現在避難所は三カ所。
仙台市内中心部からすぐのこの土地に、
未だにこんなにも避難所暮らしの方や自宅避難の方が沢山いる事に
とても胸が痛みます。
一日目は多賀城復興プロジェクト『みんなのマルシェ』出店
二日目は多賀城市山王公民館で昼食の炊き出し
に、行ってきました。

メニューは2種類
『チキンのココナッツカレー』
『挽肉とトマトのシチュー』
今回新鮮な卵の提供があり、具沢山のサラダ付きでの提供ができました。

仕込みは出発前日の金曜日より開始し、
出発の土曜夕方まで沢山の方が手伝いに来て下さり、
また物資を届けに来て下さったりと、
まさにみんなで作った、心の籠った料理を持って行く事ができました。

4月23日19時にカフェグラニテを出発し
いざ宮城へ!
その日は大雨。
現地の多賀城市は翌日も雨の予報で、日曜に参加が決まっていた
復興市『みんなのマルシェ』の開催も危うい状況でした。
深夜1時過ぎに到着した際も、降り続く雨。
が、朝起きてみたら嘘のような快晴!!
お天気も復興への気持ちを後押ししてくれているようで
みんなで喜び合いました。


  


みんなのマルシェは私たちの想像を遥かに超えた盛況ぶりで
10時の開店から三時間弱で瞬く間に売り切れとなりました。


  


せっかくツイッターを見て来店下さった方に、
売り切れの為販売できなかったりと心残りは沢山ありますが、
来店下さったお客様がみなさん笑顔でおいしいと言って下さいました。
この日の売り上げは、
当初の予想よりも2万近く多い約49000円!!
私が責任を持って全て多賀城市への寄付として、
みんなのマルシェ主催者の方にお渡ししてきました。

後日、主催者の一人の方より
みんなのマルシェで集まった募金のうち約半分が当店からだったと伺い、
ちょっとは多賀城市への貢献と、
東京の皆さんの気持ちを届ける力添えができたかな、と
私自身も嬉しくなりました。
主催者の方もお疲れ様でした!
今回多賀城市内の店舗ではない当店の参加を
快く了承頂いた事、心より感謝致します。


翌日の炊き出しは平日の昼食だった為、
避難所の提供数は予定より少なかったのですが、
想像以上に子供達が沢山食べてくれたり、
遠く県外から来て下さっていたボランティアの方にも提供でき、
無事終える事ができました。


  

はっきり言って、ずっとバタバタしていて記憶曖昧です。
もちろん写真もまったく撮れませんでした。
すみません・・・。
今回は初めてな事だらけで、
復興市では持ち帰りのお客様がたくさんいて蓋が必要だったり、
ご飯が足りなくてお待たせしてしまったり、
避難所でも、取りに来れない方へ部屋まで届けるのに、
蓋が必要だったりと、
予想外のトラブルが沢山ありましたが、
この経験が次回なんらかの形で役に立てばいいな、と思いました。

今回関わって下さった東京・広島の皆さんの気持ち、
ちゃんと届いたと思います。
本当にありがとうございました!


当店ではこれからも、自分達でできる範囲で
支援を続けて行きたいと思っています。
場所だって、多賀城に限らず
支援のマッチングがあればどこへでも協力をしたいと思います。

今回私だけじゃなく、
なにかしたい!と本当は思ってくれている方が沢山いる事を実感しました。

皆さんの支援は、まだまだ必要です。
復興には長い期間の支援が必要なのです。

支援は募金やボランティアだけじゃなく、
色んな方法があります。
今回の経験をいかし、私なりにボランティアなど、
色々な支援の形を調べてみました。
よかったら参考にして、自分に合った支援を探してみて下さい。

そして
どうかこの震災を忘れないで下さい。
普通に生活していた場所に大地震が起こり津波が来た事実を、
そこに起ったさまざまな出来事を、
覚えていて欲しいと思います。


ラジオやメディアなどで集めた支援サイトなので、
ほんの一部ですが是非見てみて下さい↓↓↓



☆『311HELP.com』       http://311help.com/

必要物資・支援物を書き込む事ができるサイトです。
こちらで支援できる日用品などを書き込み、
その物を必要としている方とマッチングがあれば直接送る事ができます。
例えば
自宅の押し入れに新品のお布団が余っているなんて場合、
ここに書き込むと、現地で必要としている方が検索して
希望物資があればこのサイトで個人へ直接送る事ができます。


☆『ふんばろう東日本支援プロジェクト』    http://fumbaro.org/

支援を必要とする避難所へ少しでも早く物資が届くよう、
ホームページ上で避難所に関する情報
(希望物資、住所、代表者氏名、電話番号など)が公開してあります。
各避難所をユニットとすることで支援先の顔が見える形にして、
被災者個人が今求めている生活用品、電化用品、義援金などを
全国から送るサイトです。
直接送るのはもちろん、
このサイトのリンクからamazonで購入して送る事もできます。
また、避難所ごとに必要としている物資を閲覧できるので、
避難所への支援物資の提供も可能です。
代表の方のツイッターは→@saijotakeo


☆『アゲマス』    http://agemasu.jp/

アゲマス(あげます)は東北関東大震災で被災された方へ、
物資の提供を支援するためのサイトです。

支援する方は品物を登録、被災者の方は品物を申し込むことができます。

どんな小さなものでも構いません。

10万人以上という被災者の誰かに必要とされるかもしれません!

ツイッターでも常に情報が流れています→@agemasu_jp:
被災者からの必要物資一覧と支援者からの提供物資一覧が見やすく
小さな物でも、チェックしてみる価値アリです。



☆『東日本大震災支援全国ネットワーク』   http://www.jpn-civil.net/

NPOなど全国のボランティア団体がたくさん参加しているサイトです。
ここでは各地の災害ボランティアセンターの情報を見る事ができます。
今回の炊き出しは、このサイトを見て
多賀城市の災害ボランティアセンターに電話をして決定しました。
泥かきや掃除など現地に行ってボランティアをしたし方は、
ここで各地の災害ボランティアセンターを検索したり、
市町村のHPも見れるので、行ける場所を決めたら、
各市町村でどのようなボランティアを受け付けているのかも、
調べる事ができます。
またこのサイトにのっているボランティア団体によっては、
東京からツアーとして参加できるものもあるようです。



☆『農を届けるプロジェクト』   http://todokeru.noico.jp/

被災地のなかでとくに野菜不足が深刻な地域の避難所に、
新鮮な農産物を届けに行こうというプロジェクトです。
プロジェクトなので個人でも参加できるようです。
実際に届けた際の事などもここで詳しく見れるのが、いいと思いました。




この他、各市町村のHPにて必要な物資を募集していたり、
必要なボランティアの内容が書いてあったりするので、
友人数人で集まって、物資を送ったり、
数日だけでもボランティアに行ったり、
意外と気軽にできる支援が沢山あります。
実際仙台市でボランティアに行った方の話では、
朝決まった時間までにボランティアセンターに行って登録し、
保険に入って、行く先が振り分けられ、バスで出発・・
といった感じで参加しやすかったそうです。
でもこれは一部の参考体験談なので、、
地域によってはボランティア保険に、
あらかじめ入っておかななければならない場所もあれば、
長靴軍手などは持参必須の地域もあるようなので、
各地域の情報を事前にしっかり確認してみて下さい。
基本は現地に迷惑をかけない!
これが一番だと思います。

このように支援は募金だけではありません。
皆さんの気持ちが直接届く支援もたくさんあるので、
どうかこれからも温かい支援、よろしくお願い致します。

そして今後もカフェグラニテでも支援を続けて行きますので、
ご協力よろしくお願いいたします。


     渋谷円山町カフェグラニテ  店主

at 03:48, cafe-granite, -

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